イオン(8267)を普段の買い物の優待で持つ理由

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イオン(8267)を300株保有する理由を、半年で10,101ポイントの優待実績、普段の買い物、グループの利益構造、見直し条件から整理します。

高配当株を中心に持つ私が、配当より株主優待を目的に保有しているのはイオンだけです。

近所にイオン系列の店が多く、普段の食料品や日用品を買うだけで、オーナーズカードの還元を受けられます。
優待のために遠出も余計な買い物も必要ありません。

300株を持つ理由は、この使いやすさです。引っ越しや閉店で使えなくなったり、優待の条件が変わったりすれば、保有する理由も変わります。

目次

いつもの買い物で3%還元

2026年3月のイオンオーナーズカードご利用明細

イオンの株主優待制度では、100株以上を保有するとオーナーズカードが発行されます。2026年2月末以降の権利確定分は、100株で1%、200株で2%、300株で3%の還元です。

私は300株なので、対象店舗での買い物額の3%が半年ごとに還元されます。対象となる買い物額は、半年100万円までです。

毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」では、対象店舗の5%割引とオーナーズカードの還元を併用できます。
対象の商品・店舗・支払方法には条件がありますが、必要な買い物の日程が合えば、さらに支出を減らせます。

この制度は、前身のジャスコ時代の1985年に始まりました。買い物を通じて株主に事業を理解してもらうことも、導入の目的です。

クルエイチ

NISAで個人投資家が増えるずっと前から、個人向けの優待を始めていたんですね!
そういう点では株主還元に積極的と言えます。

日常的に使う店なので、売り場の変化を自分で見られるところも面白く感じています。

半年で10,101ポイントを受け取った

2025年9月から2026年2月までの半年間に、特典対象となった買い物額は334,458円でした。
還元率は3%で、2026年4月21日に10,101 WAON POINTを受け取りました。

2026年4月21日にイオン株主優待として10,101 WAON POINTが還元された利用履歴

半年間の買い物額を月平均にすると約5万6,000円です。内訳は食費が約4万円、日用品が約1万円で、残りは衣服や少しのぜいたく品でした。
これらの多くを近所のダイエーで買っています。

決して、優待のために買い物を増やしてはいません。
もともと必要だった生活費の支払先が、ダイエーに集まっているだけです。
同じペースが続けば、年間の還元は約2万円になります。

明細は買い物ごとの返金額を合計しているため、半年の対象額へ単純に3%を掛けた金額とは少し差が出ています。
10,101ポイントは見込みではなく、実際に還元された額です。

2026年度の配当予想は1株15円で、300株なら年間4,500円です。こちらは会社予想による税引前の試算です。
私の場合は、配当よりオーナーズカードの還元のほうが、家計への影響は大きくなります。

同じ買い物で支出を減らせれば、その分を次の投資へ回せます。現金の配当とは受け取り方が違いますが、私がイオンを持つ目的には合っています。

還元率と投資利回りは別物

イオンの株主優待と配当金による実質利回り

優待のために支出を増やさない

オーナーズカードの3%は、投資した金額に対する利回りではありません。対象店舗で先に買い物をした金額への還元です。

優待を使うために余計な買い物をすれば、3%の還元以上に支出が増えます。普段は別の安い店で買う商品をイオンへ集めても、価格差のほうが大きければ節約にはなりません。

優待を生かせる条件
  • もともとイオン系列で買っているか。
  • 食料品や日用品など必要な支出が中心か。
  • 対象店舗と支払方法を無理なく使えるか。

近所のダイエーで必要なものを買う、という今の暮らしに合っているから使えています。対象店舗が遠い人や買い物額が少ない人には、同じ300株でも得られる還元は少なくなります。

NISAへ買い直してから考えたこと

私は特定口座からNISAへ買い直しました。ただ、優待の還元額はどちらの口座でも変わりません。
配当がNISAで非課税になっても、配当額の少ない銘柄では、その効果も小さくなります。

買い直した後に計算すると、イオンをNISA枠で優先する必要はなかったかもしれないと感じました。
保有理由は変わりませんが、NISA枠を使う銘柄を選ぶときの反省材料です。

クルエイチ

高配当投資をしている以上、特にこの先に優待銘柄を買う予定はないのですが…

売り場の混雑だけでは利益が分からない

イオン株式会社は持株会社です。グループにはスーパー、ドラッグストア、ショッピングモール、金融、サービス、海外事業があります。いつもの店が混んでいても、グループ全体が利益を出しているとは限りません。

食品が売れても採算は厳しい

2027年2月期第1四半期の決算説明資料では、GMSとスーパーマーケットが営業赤字でした。GMSは、食品に加えて衣料品や日用品なども扱う総合スーパーです。

仕入れ、物流、人件費が増えても、すべてを販売価格へ上乗せできるとは限りません。食品が売れていることと、利益が残ることは別です。

クルエイチ

ドラッグストアも小売系ですが、薬品はちょっと特殊な扱いなので食品系より利益を出しやすいらしい…

薬を扱えば必ず利益が出る、という意味ではありません。この四半期は、ドラッグストアを中心とするヘルス&ウエルネスなどが、グループの利益を支えていました。

モールや金融も利益を支える

錠剤の薬

同じ四半期には、モールを運営するディベロッパー、サービス、総合金融、国際なども利益を出しました。食品小売が不調でも、ほかの事業で補える点は評価しています。

ただし、コロナ禍には別の動きもありました。2021年2月期の事業報告では、生活必需品を扱うスーパーマーケットとヘルス&ウエルネスが好調でした。
一方、GMS、モール、サービスなどが打撃を受け、グループ全体では最終赤字でした。

必要な食品を売る事業と、人が集まる施設の両方を持っています。一つの不振をほかで補えることは強みですが、全部が同時に安定するわけではありません。

クルエイチ

複数の事業が合計で利益と現金を残せているかが重要ですね!

優待を目的に持っていても、その制度を続ける会社の採算まで無関係にはできません。

含み損でも保有理由は残っていた

2026年4月時点の株価は約1,700円でした。平均取得単価2,200円に対し、約15万円、23%ほどの含み損です。

正直、高値で買ってしまったかと苦笑いする水準です。それでも、含み損だけを理由に売ることは考えませんでした。

同じ時期に届いたのが、半年で10,101ポイントという優待の実績です。もちろん、ポイントで15万円の含み損が消えるわけではありません。
長く持つつもりなので、普段の生活費を下げる役割が続いていることを重視しました。

保有理由を見直す条件
  • 引っ越しや閉店で近くに対象店舗がなくなる。
  • 普段の対象買い物額が想定より減る。
  • 還元率や対象店舗などの優待条件が悪化する。
  • 小売の赤字をほかの事業で補えない状態が続く。
  • 減配が一度で終わらず連続する。

一度の減配なら、理由を確認して持ち続けることも考えます。ただ、減配が続くなら、事業の悪化が優待の継続にも響かないかを見たうえで、売却を検討するかもしれません。

イオンを持つ理由は、知名度や株価への期待より、いつもの買い物で優待を使えることです。
NISAへ買い直した判断には反省が残りました。それでも、余計な買い物をせずに生活費を下げられる限り、今の300株を保有する考えは変わっていません。


この記事は、私自身の投資記録と判断過程をまとめたもので、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。株式は価格下落による元本割れの可能性があり、配当や株主優待も将来にわたって保証されるものではありません。

掲載した過去の実績は、将来の運用成果を保証するものではありません。

イオン(8267)を300株保有する理由を、半年で10,101ポイントの優待実績、普段の買い物、グループの利益構造、見直し条件から整理します。

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